母へ

歌詞

弱った私を看病した 貴女の掌は小さかった 細い背中をみて思い出す 風邪をひいた あの夜 「ママがいるからね もう大丈夫」 赤く染まる熱いあの愛情 後ろ指さされることは覚悟の上で 息子を育てたこと 女手一つでひとつの楽しみも持たず 身を切る姿に貫かれては 時に家族を憎みもした だが本心から今 幸を願う 拙い文で ごめんね歌って 伝えることしかできないけど でも目をみていつか話したいよ 笑えたことや泣けたこと きっと ずっと これからも一生 ドジで親不孝な馬鹿息子 年を重ねてはきたけど 今日まで黙っていたこと この鼓動や度胸や度量や素行は 貴女に貰ったもの 懐がちょっぴり暖かいよ 産んでくれたことありがとう 月夜が家路を照らす 苛立ちから 当たることもしょっちゅう ちっさいキッカケが溝を生んでは 貴女が距離を詰める その優しさが私には鬱陶しく 常に強く咎める毎日でした 「どうして産んだんだよ」 冷たい言葉は貴女に刺さってる でも笑ってる そして黙ってる 扉を開ければ そこに貴女が待ってる 分かってる どうせ間に受けない けど口にしてみる 満ちる 時代の中で 生きる道は未知数と教えてくれた 大嫌いな人だったけど 今では大好きな人 きっと ずっと これからも一生 ドジで親不孝な馬鹿息子 年を重ねてはきたけど 今日まで黙っていたこと この鼓動や度胸や度量や素行は 貴女に貰ったもの 懐がちょっぴり暖かいよ 産んでくれたことありがとう きっと ずっと これからも一生 ドジで親不孝な馬鹿息子 年を重ねてはきたけど 今日まで黙っていたこと この鼓動や度胸や度量や素行は 貴女に貰ったもの 懐がちょっぴり暖かいよ 産んでくれたことありがとう