何を為すとも生活は廻る 並んだ空のペットボトルを 蹴飛ばすだけの日々 どう生きようとも生活は廻る 道端踏まれ、 なお立ち上がる花を羨んだりした 手折った片喰を挿した 今日も 朝焼けのみえる街へ行こう 憂鬱全てから逃げるために 変わらない日々の傷跡も 全て消し去ってしまえたらいいのに 消費していく生活と 淘汰していく街並みに 手を振ろうとして 上がらない掌で終わる日々 溜まった烏龍茶のペットボトル いつか挿した片喰は どうしてか新しい花を咲かせていた 朝焼けのみえる街へ行こう 憂鬱全てから逃げるために 変わらない日々の傷跡も 全て消し去ってしまえたらいいのに