見慣れない街 赤い唇 大人になった君は 忘れようとしていたあの想い 今思い出して あの時あの言葉の裏にある意味 知らなくて気付けなくて 思い出抱いて手放してまた 掴もうとして触れられない 二つの想いは交わらない その手に頰に君に触れたい 見慣れた背中赤いマフラー 振り返るその瞳も もう一度見たいと願う僕は あの日のままで あの時あの瞳に 映れるようになりたくて 思い出投げ捨て走り出したくて 忘れてみても踏み出せない 二つの瞳が見つめる者 この手に触れた君を忘れたい いつか忘れてしまうのなら 今すぐだっていいはずなのに いつからか僕を縛り付ける あの日の記憶さえも 思い出抱いて手放してまた 掴もうとして触れられない 二つの想いは交わらない その手に頰に君に その心の奥の君に触れたい