裸足で歩く 海岸線を あれが ぼくの ふるさと だよ 指の先には まあるい星 微かにぼくを照らしている まあるい星 うさぎの影も見えぬ みんなそろそろ ぼくのことなど忘れている頃 この魔法は解けていく… ああ 神様がいるだなんて 信じてくれるでしょうか まわる もちろんだとも 信じることで救われたのさ まわる 今日は月が綺麗ですね まわる ちょうどそんな風に 思っていたところ まわる 今にも夜に溶けそうで まわる 魔法は解ける まわる ほら 真っ黒な海で ぼくのまちが溺れている 人は 上を 向いている 裸足で歩く海岸線を あれがぼくの ふるさと だよ