社畜Non-Fiction

歌詞

深呼吸しても吸った息を忘れ 目の前しか見えない 落ち着けと言い聞かし 回る眼と止まる思考 自由を言い訳に作った不自由 乾かない無色の涙 ペン先に垂らし詩を描いた 独断と偏見さえ見様見真似 私情を挟んだリリック帳 自分に都合の良いように送るエール エイプリルフールに 冗談言えるうちが華でした ピンチをチャンスに いや、ピンチはピンチだ 逆境のバネも飛ぶ方向間違えりゃ ただの自己満足 四角い窓を覗く丸い目ん玉 桜が咲いた少し歩いていくかな ネクタイの下の心臓を 鷲掴みにされてるみたいだ back in the 社畜 贅沢な家畜 何もしなけりゃ老後まで オートマチック 残業を足して引く 胸が詰まりそうな 秒針じゃなく短針で見つめる長針 あと５分で終業５分くらいならの 積み重ねの残業に缶コーヒー 誰がこんな姿に感動すんの エクセルに打ち込んだリリック押す エンターキー 目の前にぶら下がったニンジン 目がけ走り続ける 馬ははたから見たら滑稽でしょうが 馬自身は充実してる 少なくともそれ見て 笑うあんたらよりは 宵越しの金をポケットに のど越しの炭酸水 明日は朝から会議あるから 返す手の平にはしっかりマウスが 擦り切れたのはズボンの裾じゃなく マウスパッド 帰りはパッと一杯ひかっけて 帰りたい 「マニュアル人間になるな」 と言われながら 誰が見てもわかるマニュアルを作る 毎日 理不尽が擬人化した様な上司達 何ハラか考えるうちにまた今日を 消費しがち 許容範囲は血管の収縮の様 これは下80上 130で正常とは言い切れない 休暇中も考えてしまう月曜の仕事と 他人の顔色 完璧主義のあの人の 完璧になれることは一生ないのに 2転3転し ため息にさえ色を付けてくれる 季節通り越し back in the 社畜 贅沢な家畜 何もしなけりゃ老後まで オートマチック 残業を足して引く 胸が詰まりそうな 秒針じゃなく短針で見つめる長針 あと５分で終業 ５分くらいならの積み重ね の残業に缶コーヒー 誰がこんな姿に感動すんの エクセルに打ち込んだリリック 押すエンターキー Vlookup (up)だけで乗り越えた年度末 若い生意気は社員は遠慮なく 白さえここからじゃ黒く見える様な 見えない努力は才能と思われ 見える努力の方が評価され アピールする「がんばってます」感 バロメーターは 残業時間でしかない評価基準 口先だけの「働き方改革」 上場企業の二番煎じ いつも斜め上見る 業界の異端児気取り 巻き込むのは周りじゃなく そのすぐ振る尻尾だけにしといて なんて 面と向かって口に出して 言えるわけない でも、陰で口にするほど暇じゃない だから、この曲で残業代を倍にする Back In Tha 社畜贅沢な家畜 何もしなけりゃ老後まで オートマチック 残業を足して引く胸が詰まりそうな 秒針じゃなく短針で見つめる長針 あと５分で終業５ 分くらいならの積み重ね の残業に缶コーヒー 誰がこんな姿に感動すんの エクセルに打ち込んだリリック 押すエンターキー 一周回って社畜か畜生 何周回っても社畜Non-Fiction back in the 社畜 贅沢な家畜 何もしなけりゃ老後まで オートマチック 一周回って社畜か畜生 何周回っても社畜Non-Fiction 誰がこんな姿に感動すんの エクセルに打ち込んだリリック 押すエンターキー