猫象

歌詞

ぞーねこぞーねこぞーねこぞー レベラスターレーラバリー ぞーねこぞーねこぞーねこぞー レベラスターレーラバリー ぞーねこぞーねこぞーねこぞー レベラスターレーラバリー ぞーねこぞーねこぞーねこぞー レベラスターレーラバリー むかしむかし暗い歌に乗せて 伝えられた話 深い森に暮らし村に 崇められ礼拝され畏れられる存在 猫象と名がついたのは もういくらか前の話 不可思議な存在に人は 神を重ねて祈るばかり 宝石やシルクの布で 飾り付けて祝福を 浮世の救いを猫象に求めた民衆 だがいつしか神様とて 記号に置き換わって偶像と化し 人は人の所業に「いとをかし」 結局人は人の言葉のみに耳を貸し もう外に投げ捨てられた塩のよう でもその表情はまだ穏やかで優しい だがあの村から ずっとじっと目を逸らさない そして人々を憂いてひどく泣き叫ぶ 蒸気をまとう猫象 なぜか苦しそうで 体を震わせて空を見上げている 誰にも悟られず遠くで生きたいと 猫象が空を飛ぶ日が神話の転換点 青空を泳ぐ神様の歌う調べ 小さな子どもが指をさす 空の彼方には