AWA
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  • 2004.09.07
  • 4:34
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歌詞

夕暮れ携帯電話(ケータイ)に喋る 声の交差せつなく 必死で本当に欲しい言葉 捜す群れのようで 人を縫い路地を抜け 右に折れまた左へ 迷い込み辿り着く先に何かを求めた 緩やかな風になる 早めの春が散らばる 目映さに俯いて落とした涙に気付く 「忘れられてゆくことは 怖くない」と呟く 白い肩痛みの果実月だけが赦した 幾度かの偶然とただ一度きりの夢と 欠けたもの埋めるだけだった 形もないまま 同じ硝子の上を流れる雫のように 僕らは透明に交わり分かれ続ける 密やかな情熱で 自分さえ灼き尽くして 僕じゃない何か視てたのは 解かっていたから 遠ざかる冬の日に 消え行くものを見た時 手のひらに溶けてゆく 想いをしまい忘れる 緩やかな風が舞う 色づく道に溢れる 君を失くしたままで 歩けと季節が告げる

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