夏が終わる その気配を 陽射しの弱さで無意識が悟るような 時の流れ 音を立てぬ速さで 様々なものに翳りを与えてゆく 心の中にある青い蒼い空 今尚雲一つなく澄み渡る 陽気な声が そこには響いてて 青空の下人は集い 笑ってる <♪> ビルの影が 東に伸びて 家路を辿る人の背中が増えてく その営み それぞれの役割を果たしながら 背負いながら歩いてゆく 憂いをおびた オレンジ色の空 眩しさは消えてもまだ温かい 懐かしい歌をふと口ずさめば 愛しき人の面影がふと浮かび上がる <♪> 心の中にある青い蒼い空 今尚雲一つなく澄み渡る その眩しさにまた目を細めて 今日も僕は大空に手を伸ばしてみる