数えきれない 悲しみの粒が ひとりでいる夜に 積もってゆくよ 伝え忘れた 言葉が今でも 記憶の渦の中 こだましている 凍りついたまま つのる想い どうしたら あなただけ目指して 空を時を超えて 流れ星のように 飛んでゆけたなら あなたの笑顔に 心も溶けるでしょう 寄せる波のように 涙になるでしょう 星座が遠く またたき始める 今届く光が 送られたのは いつ 果てない宇宙(そら)を 走り続けた なん億光年も 前の光よ 行方も知らずに 駈けて行った季節よ あなただけめざして 風を闇を抜けて 流れ星のように 走り続けたら あなたの笑顔に 辿り着いたその時 燃やし続けた炎(ひ)が 永遠(とわ)を照らすでしょう あなただけめざして 空を時を超えて 流れ星のように 飛んでゆけたなら あなたの笑顔に 心も溶けるでしょう 寄せる波のように 涙になるでしょう