止まるのが怖くて不格好でも まっすぐ歩いてきた 「それなら絶対こうした 方がいいよ」なんて 聞こえてきた顔のない声 何が君にわかるの もう結構 さようなら 聞きすぎると良いことなんかない 「そのやり方は君が頑張って」 ひとつミスをしたらひとつ ほら 常識を捨て去ればいい 壊そうと力を込めたら てのひら零れていく 唇ぎゅっと噛み締めながら歌った 胸に残る景色信じて 何を言われてもいい 真実はここにある 巡り巡るそれぞれの日々 無駄なものなんてない これからも 振り返れば横を見れば ほら かけがえのない君がいる 僕らは終わりへ向かっていく それまで涙はお預けにしよう ぶつかって 寄り添って 目と目合わせて 最後はわらって 音楽(きみ)とお別れしよう 巡り巡るそれぞれの日々 無駄なものなんてない これからも 振り返れば横を見れば ほら かけがえのない君がいる 彩冷える小指に残る 動きを止めたままの物語 春に跳ねて夏を憂いほら 秋に揺れて冬を越えて 生きていこう ずっと離さないから これが最後の約束だから歌った