燦々

歌詞

灯った季節に問うた 忘れられた「会いに行こう」を 浮かんだ ひらりと凪いだ きっともうどこにもいないよ 開いた中で巡った あのメビウスの輪みたいに 答えが出せると思うんだ 継ぎ接ぎの視界に祈った 蒼海 季節は哨戒して 眺むは夕べの雲 確と馬鹿みたいに足掻いた時代に 僕もいられるなら 間違いじゃない この虚空に着飾って 意味の支配下に立ったって 止まれないんだ 今織りなす平行線 場違いじゃない 悲哀をどこかにしまったって 期待は潜在してんだって 風みたいな 雨も彼の所為にして 唯抱いてるんだ 嗚呼 流れるように 君とステップバイステップで 行こうぜ 白んだ空に放った 合言葉は僕らのナンバー 嗚呼 行方知らずの 愛おしくもあはれな瞬間 思い出す 放った刹那 懐かしく柔い光だ そう 袖にした郷愁と 僕の手を引いた水鏡が今 幾万年の証明を かっさらって五重奏 青いキャンバスに描いた 甘い希望的反戦論 届く日まで 一つ一つ 拾っていくしかないんだろう いつまででも どこまでだって きっと報われない閉塞感を 抱え込んでフロンティア 互いの固い装幀を なぞって歌うファンタジア 君もそうだろう? 僕らでたどろうか 間違いじゃない がらんどうを纏ったって 諦念的に嘆いたって 遥か先に 月の光のページェント 場違いじゃない 孤独をどこかにしまったって 鼓動は潜在してんだって 夢みたいな 影法師に重ねた 惜別のハレーション 静かに火を灯すような そんな想いを