恋は夕焼け 君を想えば 心までオレンジに染まる 見晴らしのいい あの公園で 君はおどけて 彼の話を ため息と共に投げ出した あの空の色 曇らすように つれない誰かを想っては 胸を痛める君が何を 求めているのかもわからず 今日が終わるなら ねぇ 夕焼けがいつしか 星空に あぁ 変わるような成り行きで 君を傷跡ごと 抱けるなら あぁ どれだけ楽になれる? 曖昧な恋など投げ出せよ 温めてきた未来が 彼の冷めていく気持ちに置き去り それでもいつか 笑顔になれると 躓きそうな靴の音に 頼りなく揺れる細い肩 必死で彼を見つめている 君がいじらしい ねぇ それでも淋しさと 恋をして あぁ 幸せと偽るの? 優しさ以外には 何一つ あぁ 持たない僕だけれど 涙を拭う両手はある 夕焼けがいつしか 星空に あぁ 変わるような成り行きで 君のもどかしさも 消していく あぁ 笑顔の糧になるから 僕の傍へ来てくれないか?