静かに陽が傾く冬の砂浜で、 ぽつりぽつり人が佇む海に向かって ホームから見わたした須磨の海岸、 発車のアナウンス、透き通る空 生きている事だって忘れてしまう ほら見えるだろう、世界は美しい 君の中に 何かが生まれた 普通電車が折り返す駅のホーム、 銀色の車体、鋼鉄の箱 手に出来る物を受け止めて、 さあ帰ろう家に、ドアをくぐる これが見たかった須磨の海岸 何かを受け止めた、須磨の海岸 出来上がったものは ただのこんな歌 静かに陽が傾く冬の砂浜で、 ぽつりぽつり人が佇む海に向かって ホームから見わたした須磨の海岸、 発車のアナウンス、透き通る空 生きている事だって忘れてしまう ほら見えるだろう、世界は美しい ほら見えるだろう、世界は美しい