ラジオから流れる君の歌が僕を 歌ってると知るのは僕だけ 前を走る 車のテールランプはゆらゆら揺れる AM1:00 左隣に君がいるような気がして 思わず目を遣れば 窓に映った僕の肌とその向こうで 黒く白く踊る波 37度5分の身体を浮かべながら 目を開けたままできっとすぐに 失くなる夢を見る 今日もまたどこかの"偉い奴等" が慣れた口で僕らをだます 本当の言葉が分からないから 僕はもう君にだまされていたい 僕が今生きてる証拠など 僕以外誰もいらないだろう それでも僕は欲しがるだろう 僕以外の誰かが生きるために 僕以外の何かが愛されるために ラジオから消えてゆく君の歌が僕を 歌ってると知るのは僕だけ 前を走る 車のテールランプはゆらゆら揺れる AM1:00