放課後の国 帰り道 影 音もなく溶け出す夕暮れ 季節は巡る それも忘れた いつまでも子供でいられた 楽しいことには終わりがつきものさ その日は待ってる 桜咲くころに 僕らの遊びは思い出に変わらない 「さよなら」に戸惑い 吹き出してしまうけど 「じゃあまた明日」なんて 笑って気づいた 屋上で虹 通り雨 午後 同じ空見上げて黙った 季節は巡る それも忘れた 忘れてるふりして騒いだ 平凡な日々に口を尖らせている 君の横顔に予感が痛むよ ささやかに重なる道が離れ始める 優しくて愛しいあの日々を遠ざける 僕らの遊びは思い出に変わらない 「さよなら」抱きしめる 可笑しくて泣けるから 「じゃあまたいつか」なんて 笑って言えるよ