君のため息がきこえる夜 サヨナラ言うなんてバカだね 華やいだ街の片隅から 青白い月が見ている 笑い声は遠くに響いてる 矢のような眩しさとともに 窓から吸い込んだ夏の彩り サヨナラを待ち伏せている 目の前には果てしない景色 踊るよな陽炎も 揺れて 愛しく生まれ変わった仔のように 花を渡る蝶のように 世界を手に入れるように また嘘に潰されぬように 幸せになりますように 祈りは風にのって 帰ろうかと影も傾いて 燃えるような太陽も沈んで 愛しく生まれ変わった仔のように 花を渡る蝶のように 世界を手に入れるように また嘘に潰されぬように 幸せになりますように 祈りは風にのって 生まれ変わって行く前に 君にサヨナラをする前に 心が忘れてく前に また嘘に潰されぬように 幸せになりますように 祈りは風にのって