辞書を引く

歌詞

名も知らない花が咲いた 胸の奥底で残っていた これを恋と呼ぶのだろうか? ものの本に書いてあった 別にそんな、何? 大層な話があるわけじゃないけどさ 「明日、映画に行かないか?」 それはあなたから言ってよ 沈黙がただ怖い だけどあなたから言ってください 言い訳とただ後悔 文字通りだったのかな 胸に残るわだかまりが分からなくて 辞書を引く 「切ないぐらい思いを寄せる」とか 有耶無耶だよな 胸に残るわだかまりが分からなくて 悩ませる そんな時間を過ぎてゆく花と瓦斯の 匂い 別にそんな馬鹿丁寧な 名前なんかなくてもいいのにな 友達でいいよ、こんなもんは それも何か違うけどさ だんだん自分が嫌いになっていく この口も、 もう一生開かないで欲しいぐらい だんだん私を嫌いになっていくので しょう? でもどうして? あなたはどうして? 理屈なんかいらない だけど難しくしてしまいたい 押し付けがましいかな 私なんかじゃ ありがとうの伝え方が分からなくて 辞書を引く 「ちゃんと目を見て話せ...」とか 簡単に言うな ありがとうの伝え方が分からなくて 悩ませる そんなことは分かっている。 たった五文字なのに こんな不調法な言葉、 受け取ってくれますか?