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檸檬 『書簡集』ライヴvers

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  • 1984.06.25
  • 4:52
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歌詞

・・・・♪~ 或の日湯島聖堂の 白い石の階段に腰かけて 君は陽溜りの中へ 盗んだ檸檬細い手でかざす それを暫くみつめた後で きれいねと云った後で齧る 指のすきまから蒼い空に 金糸雀色の風が舞う 喰ベかけの檸檬聖橋から放る 快速電車の赤い色がそれとすれ違う 川面に波紋の拡がり数えたあと 小さな溜息混じりに振り返り 捨て去る時にはこうして出来るだけ 遠くへ投げ上げるものよ ~♪~ 君はスクランブル交差点斜めに 渡り乍ら不意に涙ぐんで まるでこの町は 青春達の 姥捨山みたいだという ねェほら そこにもここにもかつて 使い棄てられた 愛が落ちてる 時の流れという名の鳩が 舞い下りて それをついばんでいる 喰べかけの夢を聖橋から放る 各駅停車の檸檬色が それをかみくだく 二人の波紋の拡がり数えたあと 小さな溜息混じりに振り返り 消え去る時にはこうして出来るだけ 静かに堕ちてゆくものよ ~♪~ ( ! ! …)

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