いつだっていいの あなたが思い出せるなら 哀しい場所と愛しい場所は 同じカタチってこと 夢の始まりは 薄暗い月と絹の肌心地 泣かないで ゆりかごは揺れ時間を奪うから いまだけは 何もまとわず目を閉じていて 呼吸だけになって 強く強く紡がれた白い繭になるまで 忘れたっていいの 私の名前や顔なんて 存在という甘い余韻 例えば痛みに似ている何か 月は登らずに 沈黙のまま絹糸に変わる 泣かないで ゆりかごを止め私が歌うから いまだけは 何も語らずただ信じていて 想いだけになって 強く強く紡がれた白い繭になるまで いまだけは 何もまとわず目を閉じていて 呼吸だけになって 強く強く紡がれた白い繭になるまで