水星

歌詞

伝わぬ想いの声は 永遠みたいな歌になって 日々の儚さに赦しを 与えてくれなかった 微かな香りと 記憶だけを頼り 手探ってみる 単純感度すらも 忘れてしまいそうなくらいに 辛いなら 見得なくても 覚え書きで繋ぎ止めるだけ 理由のない安心が 必要なんだけど 正解が間違いでも すれ違いが正しくても 確かめたい 青に染まる 水のせいで 枯れてしまった 綺麗な犠牲に気付いてよ 遥か彼方 何処にも居ないとしても ただ 信じて待つと 笑ったふりでさよなら 曙色の空が 苦し紛れでも嬉しくって はしゃいだ姿にずっと 見惚れて居たいなんて思った 寂しい世界にそっと訪れる ユートピアの話も 半信半疑のデータ リセットボタンを 押せない身体一つで 癒えなくても 傷だらけでも 受け入れるから 確かめたい 溢れた目を 紡ぐ様に 救われぬ未来 本音に気付いてよ 遥か昔 何処かで出会っていたなら ただ 繰り返すだけ 解ったふりでさよなら 果てしないお別れは 引き返せなくなってしまうから たとえ通じ合えなくても 解り合えないとしても 貴方の一部となって 私を生きて 青に染まる 水のせいで 枯れてしまった 綺麗な犠牲に気付いてよ 遥か彼方 何処にも居ないとしても ただ歌うよ 触れたら消えてしまう気がして 捨て切れない過去も 全部背負って生きてくの? あなたが水なら わたしは花になるから ただ 信じて待つと 笑ったふりでさよなら