AWA
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10
  • 2019.02.27
  • 3:52
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歌詞

花の異香 葡萄染の 袂 夜に咲いて 悴んだ薄唇 塞ぎ乍ら襖を開いた 行燈が照らす白い頬には 密かの涙 滲みて色付く あはれ舞い散る 夜に揺り上ぐ 春を泳いで想ひ出す あなたの横顔 あなただけを あなただけを 幾年ずっと 枯れてなお 散ってなお想ひ続けよう ずっとずっとあなただけを 待ち続け乍ら 今日もまた指切り眠る 花の様に 簪の黄金縁が 剥がれる程永い淋しさに ひとりきり恋忘れの籠にて 破いて花笑む化粧う一枚 あはれ舞い散る 夜に揺り上ぐ 春を憂いで蘇る あなたのぬくもり あなただけを思ひ続け どれだけずっと 泣いたでしょう 悔いたでしょう 徒花の様に いつもいつもあなただけを 待ち続け乍ら 枕辺で嘯き詠う 籠の片隅 手風琴の悲しげな調べに 鏡に映る姿を重ねた夜深し この唇はもう 常空言に汚れた 穢れを宿す私を あなたは忘れましたか あなただけを あなただけを 幾年ずっと 枯れてなお 散ってなお 想ひ続けよう ずっとずっとあなただけを 待ち続け乍ら 今日もまた指切り眠る 花の様に 美しく いつまででも… あなただけを… 花の異香 葡萄染の 袂 夜に咲いて

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花園 雪(CV:今井麻美)
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