今夜僕の隣で 君は死んだの 駅のすぐ近く 通過列車がうるさい部屋 各駅停車が増えたら 夜更けの始まりだ 壁に二人の頭があたりそう 狭い部屋の布団に 並ぶ二人の髪が触れ合う 今日は僕の隣で 綺麗に眠ってる君 見慣れぬこの姿に また惚れている 君の頬をつついて 柔らかさを感じて 起きた君の表情に 胸が高鳴る 二十三時半 まだ夜の街は明るくて 人の声も聞き耳を立てれば 聞こえてくる 風が心地よい夏の部屋の事 声が漏れないように 静かに強く触れ合う やっと会えたね 君をずっとずっとみていたよ 思わず会いに来たよ 夜更けの街に 起きた君を○した 僕は幸せだった 君はずっと鳴いていた 仕方ないかな だから僕は終わりだ だから君もね もう全ては終わりだ たった今僕の隣で 君が死んでいった