どうせ僕、私 ゴールテープは切れない 順位だからと もしも仮に ゴールに辿り着けなくてもいいと 話の途中で腰を折るようにして 気を逸らしている でも曇っているその表情が 引っかかってしまっている どうか水を1つ 口に含んで一口飲んでみてほしい 「明日君は死ぬ」 余命宣告はいつも後出しだ 風上に背を向けて 笑う方が性に合うや そのうちに誰か隣にいて 見て朝日が登りそうだ 待っていらんないや そしたらいてもたっても いらんないや ちょっと立ち止まるのが 怖くなるくらいに ヨーイドンで僕らは別々に 幕開けを知る 「どうせ」はもう言わないで 「なんて」もナンセンス Don't spit a weak sound 明日も今日も食っていかなくちゃ それだけじゃもう30手前に なってしまいそうだ 後ろ髪を引かれたままじゃ嫌だ 待っていらんないや そしたらいてもたっても いらんないや ちょっと立ち止まるのが 怖くなるくらいに ヨーイドンで僕らは別々に 幕開けを知る