水面鏡

歌詞

渇いた空 つついてみた 双子の世界 月が消えた 瞼閉じた 波紋がひとつ 夜空を飲み込んだ 真っ黒な空 映す鏡 君は一粒 涙落とす 乾いた痕 白く残った 誰も知らず消えた 目から溢れる気持ち 風に揺られ消えゆく 淡い花の露雫 儚く落ちてゆく 空を見上げて 星を数えて 手を伸ばすんだ 一番星まで 呼吸を止めて 星を数えて 手を伸ばすんだ 箒星なぞる 涙が枯れても 泣きたい気持ちは溢れ出す 渇いた心が 涙で潤えばいいのに ゆっくり回るこの惑星の上で僕らは 遠くに見える明日を立ち止まって 待つんだ その両手から こぼれた雫が 渇いた心 満たしていたんだ 消えない傷を ひとりで抱えて 見えない道を ひとりでは歩かないで 透明な心の中映る 銀河から落ちたセキレイの唄 その両手から こぼれた光が 見えない明日を 照らして紡ぐんだ 虹の終わりへ 銀河の先へ 映る星空 そっと胸に抱き寄せて