薄紅の流れてゆく花が 君に届いて と強く願った 一片を手に取り笑う声 忘れさせないで 誰に祈ればいい? あの日見た鮮やかな夕日を 君ともう一度 と深く想った 綺麗だと呟いた横顔 本当は知ってる 忘れ始めたこと 何度終わりと言い聞かせ 扉閉じてもまた滲んでくる 淡い記憶に指が触れると 時は癒してはくれないと傷を庇った 幸せに笑った日々を返して 無機質な景色に喘いだ 止まること許されず 頬伝う涙 拭う温もり求め 私だけが ここにいる 在るはずだった姿を探し どうして と今も繰り返す この痛みから 幸せ笑った日々取り返し いつか 想い出に変えるから