ドロップ

歌詞

ポツリ跳ねた雫の先に 僕の手に当たる雨も感じなくて 目を開けると世界は今日も 何でもないの 変わらず今も僕は君を探す すれ違う音のリズム僕に 気付かないで 落ちてくる手が怖いの 君以外は 1歩歩いて2歩3歩前に進むの 行先なんてどこもないけど リンと鳴り響いた音に少し 心の奥がざわめき僕も鳴いて 君に似たように軽く跳ねた足音に 僕は立ち止まり振り返るの 鳴いて叫んで君を呼んでみたのに 降り止まぬ雨に僕の小さな 音は消えて どこにいるの？ なんで君がいないの？ 世界は君とあって 僕がいたから 今日も雫の先でリンと音を鳴らす 春が来て夏も過ぎた空は色を変えて 歩くリズムに 今日も僕は 音を鳴らすの 僕は気づいていたのかな？ 本当の君の今を だけど信じたくなかった 君が全てで 泣いて笑って僕を撫でた 君が 全てだった 鳴いて叫んで君を呼んでみたのに 君は僕に応えないで 僕は君に追いつけなかった どこにいるの？ なんで君がいないの？ 世界は君とあって 僕がいたのに 今日も心の奥でリンと音を鳴らす ポツリ跳ねた雫の先で 音を枯らした彼は眠りにつく 霞む世界の最後の最後に 彼は光を見たんだ 2つは ひとつ になって 音を消した 確かにここにあった 僕の物語