げろれろる

歌詞

円周たった4万キロの中で起こる 目に見えない小さな爆発が 70数億分の1を削って 奪って 平気な顔して呼吸をしてる この丸の中に全て押し込んで ミックスジュースみたいにして 吐き出してみれば 案外 筋のとおった味になりましたなんて 冗談だったとしても 聞かされたくはないね 正解は死んだ人間にしか 分からないっていうのも なかなか酷な話で どんなに偉い人が ありとあらゆる手を使っても 絶対に たどり着けなかったんだってさ だけど本当は知ってる 今こうやって 目の前で起きていることが ちゃんと過去になるってこと 僕の今日だってそう 君の今だってそう それだけは本当だと思う 許されるなら 誰かのせいにしたいほど 気に入らなかった でも それは必要だったんだ 分かってた それでも泣きじゃくるほど 煮えきらなかった 多分 君に見せるほどの涙じゃないのに 誰の頭のなか覗いたって 大体 皆同じような間取り 右脳も左脳もぶち抜いて 結局ワンルーム 違いは日当たりくらいで 疑問も自問で 他人が正解だすのは不問 どっちにしたって口から出るのは たった50音で構成された レゴブロックみたいな四角い羅列 その指先ひとつで世界中に 飛び出していった言葉は所詮 暇つぶしたちの露骨な悲鳴 どっかの誰かが垂れ流した叫びに 揺り動かされるより ここに散らかったリアルを拾え 敵も味方も過去も未来も 嘘も本当も 全部丸めて遠くに投げるよ あのどっかの誰かにとって それが垂れ流した 叫びに聞こえるほど 簡単なものじゃないって 気づいてくれるといいけど 許されるなら 誰かのせいにしたいほど 気に入らなかった でも それは必要だったんだ 分かってた それでも泣きじゃくるほど 煮えきらなかった 多分 君に見せるほどの涙じゃないのに 僕にとっても 君にとっても ねえ それは気がつけばここにいて 全て汚して消えていくの これじゃいつまでも仮住まい 叶わない パリ住まい 落ちる 下がる 間違える 減る 荒れる 滞る 去る 失せる 妨げる 知る 破る 甦る げろれろる げろれろる