疲れた旅路でも 歩いてゆけるから もうちょっとだけ 上を向いて進んでく 真夜中駅に着き 電車を待っている 遠くから 明るいライトやってくる 流れる景色から トンネルをくぐった お腹が空いていたけどもう眠ろう ゴトゴト揺れる夢 とても心地よくて 日の出まで安らかに眠ろう 突然雨が降り 嵐がやってきた 安らかに眠り続けていたけど バラバラに壊れた 電車のライトから もう少し明かりが欲しいけど 破滅の列車なら 止まりはしないのさ 私の人生がバラバラになっても 朝日に気づく時 嵐は去っていた 誰もが夢物語に気付く 朝食のパンには 何も付けなかった 新しい潮風の匂いだけ 電車を降りる時 何かにつまづいた 太陽に焼け焦げたドラキュラ