一人で泣いて泣いた 遠くの空 眺めて水を飲む 滲んだ赤 再び走り出す 孤独な夜 再び水を飲めば 夜が揺れる 大地を蹴った 割れるグラスよけながら 遠いあすに辿り着けないで終わる もう一度 出掛けよう この旅の途中で 輝く海辺に煌く素肌 忘れない記憶と あの星のぬくもり 今は無い 孤独な太陽が照らす水の星よ 二人で闇を駆けた 歪んだ時空 時の迷路の中で 探していた真実の欠片を 二人きりで赤いライトに照らされ 崖が燃える 崩れ落ちてく 歴史のある星ぼしも 壊れ砕け 砂に変わったら いつか 二人きり車で 加速して消え行く 柳の廊下で二人は別れ いつまでも心が泣き叫ぶようなら あなたは一人の誇らしく赤い夜の光