――星は歴史を物語る ――古き地の竜と人の伝承を かつて神と呼ばれたもの 刻を統べる白き飛竜 人と竜を創りし地に はじまりを(終焉を) 施した(謳う理) 穏やかな時代(時計は)動き出す 人々は驕り始めた(我らに) ――神の支配など要らぬと 空が燃えるほどの悪夢 黒と灰色の世界で 永き争いの終わりに 残るのは (黄昏か) 絶望か(黎明か) 希望か 神も畏れぬ交わりは 呪われた(呪われた) 魔女を生む(世界) 運命の歯車は(時計は)狂い出す 人々はなおも求めた(この手で) ――生命の時計を奪えと 生と死を護りし竜の 赫き涙と引き換えに 人は自由の咎を得た 晴れ渡る(竜の亡き) 空の下(墓所のなか) 今も刻む時計の音 世界司る心音 塔は護り手を奪われ 緩やかに(緩やかに) 滅びゆく(失う) 古と(古と) 彼の時を(彼の時を)繋いで 過去に未来に渡り歴史を変えよ――