目をふさがないで向かい合ってほら 午後の陽差し明るいウイークエンド このつまらない悲しみだけでいつか つながりあった空気と 紙屑になった君だけの世界が うなだれて宙に舞うんだ もう美しい海岸の物語はどこにもいきつかないさ ひとりずつほどいていくように 大空にかえしたら もういいよ何も残らない 生まれたままのその姿で 景色は変わっても気にしないでいこうぜ 何ひとつ持たない旅をする 天気か変わっても濡れたままでいこうぜ 未だかつてないほどおだやかに こんな所じゃ調子悪いんだ 毒ガスに息がつまりそうだ 君をつかまえてもうどこにもない景色をさがしにでかけるんだ そして無駄になった君とぼくの夢をこの街からもちだすんだ 駅前の広場 忘却の波に消されてしまわないように ひとつずつはといていくように 大空にかえしたら もういいよ何も残らない 生まれたままのその姿で 景色は変わっても気にしないでいこうぜ 何ひとつ持たない旅をする 天気が変わっても濡れたままでいこうぜ 未だかつてないほどおだやかに