イトノイロ

歌詞

ただ笑われないようにしたまんま 此処に秘めたんだ そんな雑情に濡れた吐息を撃って 独り回ったんだ ただ決め切れない人生に 魔が差しただけだった 白衣に縫い付いた糸の紐を 忘れられなくて まだ殻に閉じ籠った執念に 焦りを覚えていた どうせどうにかなる筈だと安堵した その束の間だった 遊びが行き過ぎただけだったんだ 取り返せなかった 護りたい意思だけで奪った交信 どれだけ絶望すれば良い? 憂いも焦燥さえも全て自分を 象っていた虚像 ゼロになった産声と ゼロになって死んだ声を 全部吐き出した理想に 消えて後は無い なんでこんな思いに いつまでもしがみついて 諦めきれないんだろう 思考すら意味がない それならば死場所だけは 選ばせてくれ 大体で時間測って何回も悲報を 聞いて 最低で最悪な心だけが 残ってしまったんだ 泣き疲れ繰り返して邂逅の今を 塗って 辿り着いた結果がここだ 本当にこれで良かったのか? ただ笑われないようにしたまんま 此処に秘めたんだ そんな雑情に濡れた吐息を撃って 独り回ったんだ ただ決め切れない人生に 魔が差しただけだった 白衣に縫い付いた糸の紐を… あれ何色だったんだっけな ゼロになった産声と ゼロになって死んだ声を 全部投げ出した思想に 消えて跡も無い なんでこんな思いに いつまでもしがみついて 諦めきれないんだろう もう後悔すら無い なんてたって僕らは所詮人間なんだ 抗いながら生きて行くんだって