宮城弁の歌5、我慢するしかねえべっちゃ! (feat. VY1V4) [Electro Version]

歌詞

けどお前、 我慢するしかねえべっちゃ 仲良ぐするしかねえべっちゃ 貴方の口からそんな言葉を 聞きたくなかったよ 貴方を信じてたのに、嗚呼～! 今日は地元の中良い後輩と前から 知ってる先輩が 私が最近住み始めた アパートに遊びに来るよ あの先輩は良い人で他人の痛みも 知っているから 僕が抱えている悩みを相談する 事に決めたんだけど、 実際相談したら…。 「うわあ～…。」って言う 結果になる事を知らずに心を 弾ませている僕 何故ならこの先輩は 学生時代いじめられていて 職場でいっつも苦労して、 上から下から責められて お家がとっても貧乏だから 他人の痛みが解ると 思っていたけど…。 彼らが午後1時過ぎにやって来て 早速お茶菓子振る舞って 他愛無い話題程々に僕はその先輩に 僕が今抱えている悩みを打ち 明けたよ 先ずは試しに 「この部屋の上に住む 爺さんがうるさい」と言ったら 「けどお前、 我慢するしかねえべっちゃ(えっ …。) 共営住宅である以上 そーゆー奴はどごさでも居っから ましておめえが後から来た以上 我慢するしかねえべっちゃ (うるせえ!) 仲良ぐするしかねえべっちゃ(うぜ え…。)」 そんな正論を聞きたくて相談した 訳じゃ無いんだけどなあ…。 僕はめげずに折角来てくれた彼等を 信じて 今度は僕が実家を出た理由を話した それは、妹にいじめられていて その事を父に相談したんだけど 「全部僕が悪い!」と…。 「お前の被害妄想」と迄言われて 「この2人はもう駄目だなあ」 と…。 僕は母に今迄の事を報告し、 貯金がどれ位あるかを聞いた上で この家を出る事を相談したら 割とすんなり承諾してくれた 僕は母に感謝しながら 安い此処見つけて 此処に引っ越した事を話したけれど 彼は…。 「けどお前、 我慢するしかねえべっちゃ(えっ …。) 家族である以上 どっかで折り合い付けるか 何なりすらいんちゃ 男なんだからすっかりすらいん ちゃ! 我慢するしかねえべっちゃ (うるせえ!) 仲良ぐするしかねえべっちゃ(うぜ え…。)」 この先輩は仲良い人にも 普段からそう言ってるのかな? 後日一緒に来ていた後輩に この先輩は他の人達と 一緒に居る時どんな感じか聞いたら 彼が尊敬してる先輩や元ヤンとかが 僕と同じ事言った時は 同調していたよ、勿論 「我慢するしかねえべっちゃ」 なんて言ってなかった、と…。 実は僕と一緒に来ていた後輩は 発達障がい者で 昔、グループホームに 住んでいた時の事を話した 特に、車椅子の利用者が居て、 そいつがとっても暴君で 職員も何故か 彼の言いなりなっている事を その先輩に話したらやっぱり…。 「けどお前、 我慢するしかねえべっちゃ グループホームである以上 そーゆー人ってやっぱす居っがら その利用者どが職員達ども 仲良ぐするしかねえべっちゃ 我慢するしかねえべっちゃ、 人間誰しも1人で 生きでげねえがらや」 と持論を語り始めたよ、 更にこう続けた…。 あどお前、 我慢するしかねえべっちゃ(えっ …。) 銭こさ頂いている以上 どごさ行っても嫌な奴居っがら やんだぐなった事が起こっても 我慢するしかねえべっちゃ (うるせえ!) 仲良ぐするしかねえべっちゃ(黙 れ!)」と聞いていないのに 勝手に話し始めたよ 彼もストレス溜まってんなあ～…。 そして普段は自分を押し殺し 生きてるんだなあ、けど…。 僕はもうこの先輩は誘わない 今回の事でよく解ったよ 他人の痛み知っているからって 優しくなれる訳じゃない事も ついでに話した。 僕がある整体屋で髪が薄い事を 笑われた事を 先輩が大爆笑して大爆死した僕を 傍に居た後輩が引いていた 「うわあ～」と…。